プリウス リコール - トヨタ プリウスなど155万台リコール

プリウス リコール - トヨタ プリウスなど155万台リコール - トヨタ自動車は、「プリウス」など7車種で燃料タンクの部品などに不具合があり、燃料が漏れ出るおそれがあるとして、およそ155万台のリコールを国に届け出ました。

プリウス リコール - トヨタ プリウスなど155万台リコール


リコールの対象となったのはトヨタの「プリウス」、レクサスの「CT200h」、トヨタが製造してダイハツが販売する「メビウス」など7車種、合わせて155万2000台余りです。製造期間は車種によって異なりますが、平成21年3月から去年2月までです。

これらの車では燃料タンクの部品の形が不適切だったため、振動などで亀裂が入り燃料が漏れ出るおそれがあるということです。トヨタによりますと「車からガソリンの臭いがする」などといった情報がこれまでに205件寄せられたということですが、事故などの報告はないということです。

また、対象となった155万台のうち「プリウス」やレクサスの「CT200h」など3車種、74万台余りについては車の側面に取り付けられたエアバッグの部品にも不具合があり、合わせてリコールを届け出ました。

トヨタによりますと、これらの車は北米を中心に海外でも販売していて、全世界では合わせて337万台のリコールになるということです。
トヨタでは30日から全国の販売店で無料で修理や部品の交換に応じることにしています。

トヨタ自動車が6月29日、国土交通省に届け出た『プリウス』などのリコール(回収・無償修理)。このリコールが、米国市場にも拡大した。

これはトヨタの米国法人、米国トヨタ販売が明らかにしたもの。「トヨタとレクサスのおよそ48万2000台について、リコールを行う」と発表している。

今回のリコールは、カーテンシールドエアバッグ用のガス封入式インフレータの不具合が原因。インフレータパイプの洗浄が不充分なために、溶接部に亀裂が入る可能性がある。そのため、車内温度が上がると溶接部が破れ、破片の一部が室内に飛び出す恐れがある

米国市場でリコールの対象となるのは、トヨタ『プリウス』2010-2012年モデル、『プリウスPHV』2010および2012年モデル、レクサス『CT200h』2011-2012年モデルの3車種。米国で販売されたおよそ48万2000台が、リコールに該当する。

米国トヨタ販売では、対象車を所有する顧客に連絡。販売店において、飛散防止用のプロテクタを取り付けるリコール作業を行う。
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