台風 - 台風18号は先島諸島を直撃後、3連休にかけて西日本へ接近する見込み

台風 - 台風18号は先島諸島を直撃後、3連休にかけて西日本へ接近する見込み

最新の台風情報(気象庁)
台風18号の進路予想が大きく変わってきています。
これまでは沖縄付近にある太平洋高気圧に抑えられるように中国大陸へ進む予想でしたが、高気圧の勢力がだんだん弱まる方向へ変わってきており、中国大陸へは向かわずに西日本へ進んでくる予想です。
きょう午後3時の予報円によると、あす(水)先島諸島付近を通過した後、東シナ海を北上し、木曜日~金曜日(14日~15日)にかけて北から東寄りにゆっくりと転向し、その後は上空の東風に流されるように九州方面へ進む予想です。
台風が予報円の真ん中を進むと土曜日(16日)の夜には九州南部へ接近し、その後日曜日にかけて西日本の南岸を進む予想です。
ただし、まだ転向するタイミングが定まったわけではなく、そのタイミングによっては早ければ土曜日の日中に九州付近に到達し、日曜日には関東などへ進んでくることも考えられる予報円の大きさとなっています。
また北寄りを進めば日本海へ、南寄りを進めば日本の南を東寄りに進むことも考えられます。
台風は西日本へ到達する頃には冷たい空気を巻き込んで温帯低気圧に変わる可能性もありそうですが、台風のまま進んで来れば上陸することも考えられます。
今後の最新情報に十分ご注意下さい。

宮古島や石垣島は最大瞬間風速70メートルの恐れ

台風

台風18号は徐々に発達しており、きょう午後3時の中心気圧は965hPa、最大風速は40メートル、最大瞬間風速は55メートルとなっています。
今後はさらに発達し、あす午後3時、宮古島や石垣島に最接近時には中心気圧935hPa、最大風速50メートル、最大瞬間風速70メートルが予想されています。
今回の台風は最も発達した時点で先島諸島を直撃する恐れがあります。
先島諸島は最大瞬間風速70メートルの竜巻に匹敵するような猛烈な風をはじめ、猛烈なしけ、大雨や高潮などに厳重な警戒が必要です。
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